金剛頂寺（四国88箇所：第26札所 高知県）

二十六番札所は本尊を薬師如来とする金剛頂時。

二十四番札所の最御崎寺の通称を東寺というのに対し、本寺は西寺と呼ばれます。

寺のある小さな岬は行当岬といわれ、弘法大師が少し離れた女人堂という不動堂を毎日行き来し行道したことから「行当」と付いたのではと考えられます。

金剛頂寺のご詠歌と概要

金剛頂寺のご詠歌
往生に 望みをかける 極楽は 月のかたむく 西寺のそら

金剛頂寺は平城天皇の勅願により大師が薬師如来を彫造し、開創したと伝えられています。当初は金剛定寺といわれ女人禁制の寺でした。

嵯峨天皇が現在の金剛頂寺と改名し、以降淳和天皇も尊信、勅命により選ばれた住職が就き、長い全盛時代が続きました。

宝物殿である霊宝殿は昭和に建立されたもので重要文化財が数多く収められています。

金剛頂寺境内には鯨の供養塔があり「クジラ寺」とも呼ばれています。

金剛頂寺の所在地と地図

金剛頂寺：駐車場

金剛頂寺の駐車場です。駐車場は普通（200円）、マイクロバス（400円）、大型（1,000円）となっています。

金剛頂寺：山門

金剛頂寺の山門です。

金剛頂寺：手水場

金剛頂寺の手水場です。

金剛頂寺：鐘

金剛頂寺の鐘です。

金剛頂寺：本堂

金剛頂寺の本堂です。

金剛頂寺：納経所

金剛頂寺の納経所です。

金剛頂寺：御朱印・御影

四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。

これが金剛頂寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ

1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー！

金剛頂寺の次の寺は「神峯寺」