五十番札所は本尊を薬師如来とする繁多寺。
天平勝宝年間に孝謙天皇の勅願により、行基菩薩が薬師如来像を彫り安置、光明寺と名付けられました。
弘仁年間、弘法大師が訪れ、滞在された際に東山・繁多寺と改名し、霊場とされました。
この記事に書いてあるコト
繁多寺のご詠歌と概要
繁多寺のご詠歌
よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれと 望み祈れよ
以降、衰退するも伊予国師・源頼義、僧・堯蓮らの援助により再興します。
また弘安二年には後宇多天皇の勅命により、聞月上人が本寺で蒙古軍撃退の祈祷をしました。
時宗の開祖である一遍上人は、青年期に伊予国に帰郷した際、本寺で修行したこともあり、晩年の正応元年には亡き父が所蔵していた「浄土三部経」を奉納しています。
松山市街や松山城、瀬戸内海などが一望できる高台にあり、のどかで美しい自然いっぱいの寺周辺は景観樹林保護地区となっています。
繁多寺の所在地と地図
寺名 | 繁多寺(四国88箇所:第50札所 愛媛県) (はんたじ/hantaji) |
---|---|
住所 | 790-0912 松山市畑寺町32 |
電話 | 089-975-0910 |
宿坊 | 無し |
駐車場 | 駐車場:無料 バス:1 普通車:5 |
交通:鉄道 | 伊予鉄道 横河原線 - 久米駅 下車 (1.7km) |
交通:バス | 伊予鉄道バス 津田団地行き「繁多寺口」下車徒歩 (0.8km) |
交通:一般道 | 一般道:県道40号線 畑寺 (0.8km) |
交通:高速道 | 自動車道:松山自動車道 松山IC (6.3km) |
繁多寺:駐車場
繁多寺の駐車場です。駐車場は無料となっています。
繁多寺:山門
繁多寺の山門です。
繁多寺:手水場
繁多寺の手水場です。
繁多寺:鐘
繁多寺の鐘です。
繁多寺:本堂
繁多寺の本堂です。
繁多寺:納経所
繁多寺の納経所です。
繁多寺:御朱印・御影
四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。
これが繁多寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ
1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー!