太龍寺（四国88箇所：第21札所徳島県）

更新日：2018年9月11日

二十一番札所の太龍寺は阿波秩父観音霊場の第十番札所でもあり、本尊を虚空蔵菩薩とします。

標高約620メートルの太龍寺山の山頂近くにあり、「西の高野」ともいわれています。

延暦年間に桓武天皇の勅願により堂塔が建立され、弘法大師が虚空蔵菩薩像を彫造し安置したと伝えられています。

この記事に書いてあるコト

太龍寺のご詠歌と概要

太龍寺のご詠歌
太龍の常にすむぞやげに岩屋舎心聞持は守護のためなり

大師が十九歳の頃、境内より少し離れた所にある舎心嶽という岩の上で虚空蔵求聞持法を修行したという話はよく知られています。

虚空蔵求聞持法とは真言を百万遍となえる難行であり、大師による著作「三教指帰」に記されています。

太龍寺の山頂に位置する本寺への遍路道は難所として数えられます。

平成四年にロープウェーが開通し、太龍寺へは辿りやすくなりました。

寺名	太龍寺（四国88箇所：第21札所徳島県）（たいりゅうじ/tairyuji）
住所	771-5173 阿南市加茂町龍山2
電話	0884-62-2021
宿坊	無し
駐車場	駐車場：ロープウエー利用(無料),ロープウエーを利用しない場合(普通のみ・500円) バス：ロープウエー利用(マイクロバス、大型各10台),ロープウエーを利用しない場合なし普通車：ロープウエー利用(150台),ロープウエーを利用しない場合(50台)
交通：鉄道	四国旅客鉄道（JR四国）牟岐線 - 桑野駅下車 (9.5km) 、四国ケーブル太龍寺ロープウェイ - 山頂駅 (0.2km)
交通：バス	徳島バス丹生谷線「阿瀬比」下車 (6.3km)、「和食東」下車（太龍寺ロープウェイ山麓駅 0.1km）
交通：一般道	徳島県道28号阿南小松島線黒河（駐車場まで2.8km、駐車場から徒歩1.1km）、徳島県道19号阿南鷲敷日和佐線道の駅鷲の里（太龍寺ロープウェイ山麓駅まで0.1km）