七十三番札所は本尊を釈迦如来とする出釈迦寺。
本寺の開基については弘法大師の幼少期の伝説にゆかりがあります。
大師が七歳のとき、我拝師山に入り「仏門に入り仏の教えを広め多くの人を救いたい。願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。叶わぬならこの命を捨てて身を仏に捧げる」と、絶壁から身を投じました。
すると、紫雲が湧き立ち、釈迦如来と天女が現れ大師を抱きとめたといいます。
大師は青年になり、この山の山頂で虚空蔵菩薩を彫り安置し、堂宇を建てました。
「捨身ヶ嶽禅定」といわれるこの場所は、現在では奥の院となっており、札所はそこから下がった所にあります。因みに、大師が身を投じたという崖は捨身ヶ嶽禅定より百メートルほど登った場所にあります。
また大師が虚空蔵菩薩の真言を百万回唱える「求聞持法」を修法したことから求聞持院と称されました。記憶力が得られ、学業成就にご利益があるとされています。
この記事に書いてあるコト
出釈迦寺の所在地と地図
寺名 | 出釈迦寺(四国88箇所:第73札所 香川県) (しゅっしゃかじ/syusyakaji) |
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住所 | 765-0061 善通寺市吉原町1091 |
電話 | 0877-63-0073 |
宿坊 | 無し |
駐車場 | 駐車場:無料 バス: 普通車:10 |
交通:鉄道 | 四国旅客鉄道(JR四国) 土讃線 - 善通寺駅 (5.0km) |
交通:一般道 | 香川県道48号善通寺詫間線 吉原 (1.0km) |
交通:高速道 | 高松自動車道 善通寺IC (6.7km) |
出釈迦寺:駐車場
出釈迦寺の駐車場です。駐車場は無料となっています。
出釈迦寺:山門
出釈迦寺の山門です。
出釈迦寺:手水場
出釈迦寺の手水場です。
出釈迦寺:鐘
出釈迦寺の鐘です。
出釈迦寺:本堂
出釈迦寺の本堂です。
出釈迦寺:納経所
出釈迦寺の納経所です。
出釈迦寺:御朱印・御影
四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。
これが出釈迦寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ
1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー!