札所09番明智寺｜パワースポット秩父34箇所観音霊場（埼玉県秩父市）

更新日：2018年4月5日

御詠歌：巡りきてその名を聞けば明智寺心の月はくもらざるらん

札所九番は本尊を如意輪観世音菩薩とする、臨済宗南禅寺派の明智寺です。

この記事に書いてあるコト

明智寺とは

建久年間、行基菩薩作の如意輪観音像を明智禅師がこの地に移し、堂宇を建て安置したのが始まりとする説のほか、寛弘年間、一条天皇の皇后が難産に苦しまれた際、惠心僧都が勅命により如意輪観音像を彫造し、安産祈願をしたところ無事男の子を出産したことが始まりという説があります。

開創の由来がどちらかというのはさておき、本寺は先の皇后の出産の故事にまつわり、安産・子育てにご利益があるとされ、毎年1月16日と8月16日の縁日には女性の参拝者で賑わいます。

また女人が願いを書いて納めたのが始まりという文塚は写経の供養、学業成就、家庭繁栄のご利益があるとして人々の信仰を集めています。

秩父34箇所観音霊場の札所09番明智寺へ行ってきました。その訪問記です。

駐車場

普通車：可、マイクロバス：可。

車は境内に入れるようになっていました。

本堂と納経所が続いています。

子育ての観音さま

明智寺の観音様は安産・子育ての観世音菩薩として知られています。

明智寺、ここのパワースポットには、1月16日と8月16日の縁日には女性の参詣者でにぎわい、妊婦や若い夫婦が安産の護符などを求めに来ます。

境内隅の方に木下にお地蔵さんがあります。

納経所

平成26年（2014）は、日本百番観音秩父34ヶ所観音霊場の午歳総開帳の年にあたり、こちら「明智寺」の御朱印にも「午歳総開帳」の印が押されています。