-
道隆寺(四国88箇所:第77札所 香川県)
七十七番札所は本尊を薬師如来とする道隆寺。 和銅年間、この地の領主・和気道隆公が桑の木から小さな薬師如来を彫り、お堂を建てたのが始まりとされます。 大同二年、道隆公の子・朝祐公が唐から帰った弘法大師に ...
-
金倉寺(四国88箇所:第76札所 香川県)
七十六番札所は本尊を薬師如来とする金倉寺。 弘法大師が生誕した年に和気道善が建て、「自在王堂」と称していたのが仁寿元年(851年)に「道善寺」となります。 後の時代、唐から帰った智証大師(弘法大師の甥 ...
-
善通寺(四国88箇所:第75札所 香川県)
七十五番札所は本尊を薬師如来とする善通寺。 本寺の創建については江戸中期のものとされる『多度郡屏風浦善通寺之記』に記されています。 これによると、唐より帰国された弘法大師が、御父の寄付した地に大同から ...
-
甲山寺(四国88箇所:第74札所 香川県)
七十四番札所は本尊を薬師如来とする甲山寺。 嵯峨天皇の勅命により、この地にある最大級の溜池・満農池の修築工事の監督に任命された弘法大師は、困難を極めるこの工事の完成を祈願し薬師如来を彫造し祀りました。 ...
-
出釈迦寺(四国88箇所:第73札所 香川県)
七十三番札所は本尊を釈迦如来とする出釈迦寺。 本寺の開基については弘法大師の幼少期の伝説にゆかりがあります。 大師が七歳のとき、我拝師山に入り「仏門に入り仏の教えを広め多くの人を救いたい。願いが叶うな ...
-
曼荼羅寺(四国88箇所:第72札所 香川県)
七十二番札所は本尊を大日如来とする曼荼羅寺。 推古四年、讃岐の領主・佐伯家の氏寺として創建され、当初は世坂寺(よさでら)と称されていたよう。 創建の時期は四国霊場で最も古い寺院となります。 曼荼羅寺の ...
-
弥谷寺(四国88箇所:第71札所 香川県)
七十一番札所は本尊を千手観音とする弥谷寺。 聖武天皇の勅願により行基菩薩が堂宇を建立しました。 当時はこの地から中国、四国の八国が望めるということに因み蓮華山八国寺と称していたとされています。 弥谷寺 ...
-
本山寺(四国88箇所:第70札所 香川県)
七十番札所は本尊を馬頭観音菩薩とする本山寺。 大同年間、平城天皇の勅願で公募大師が開基したものです。 本尊は文字通り頭上に馬頭をいただく観音様で、本堂の傍には馬の像が控えています。 本山寺のご詠歌と概 ...
-
観音寺(四国88箇所:第69札所 香川県)
六十九番札所は本尊を聖観音とする観音寺。 前の六十八番札所神恵院と同じ境内にあり、開基やその時期などは同様となります。 大同年間に弘法大師は本寺の第七代住職となっています。 観音寺のご詠歌と概要 観音 ...
-
神恵院(四国88箇所:第68札所 香川県)
六十八番札所は本尊を阿弥陀如来とする神恵院。 大宝年間、法相宗の高僧・日証上人がこの地で修行をしている折り、宇佐八幡宮のお告げを受け、はるかかなたの海上に琴を弾く翁の乗る舟を発見します。 日証上人は翁 ...