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北海道神宮|北海道最大のパワースポット【アクセス・御朱印】

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北海道は明治時代になるまでは蝦夷地として、本州や九州四国などの日本文化とはまた違ったアイヌの地としての歴史がありました。

明治維新を経て「北海道」と命名されたこの地に、命名と同時期に建立された神社があります。

北海道を象徴する神様が祀られた、北海道の神道の始まりの地とも言える神社。

今回は北海道神宮を見ていきましょう。

この記事に書いてあるコト

北海道神宮の歴史や概要

北海道神宮拝殿
さくら

北海道神宮は北海道札幌市中央区にあり、丸山公園に隣接した散策に良い立地の神社です。蝦夷国新一宮として認定されています。

神社建立当時、北海道の脅威であったロシア帝国に対する守り神として建てられました。

大鳥居が北西を向いているのはロシア帝国に対してこの神社の神様がにらみをきかせていた名残ということですね。

沿革や由緒

北海道神宮鳥居

長年蝦夷地と呼ばれていた地が「北海道」となり、日本の国土として本格的に開拓されることとなった明治時代、この神社は生まれました。

北海道が正式に命名された明治2年、明治天皇の詔により北海道の開発・発展の守護神として大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三柱が札幌の地に祀られることとなったのが始まりです。

現在の社殿が建立されたときの名前は「札幌神社」という名称でした。

北海道には明治維新を通じて日本の文化が広まりましたが、この北海道神宮の前身である札幌神社はまさに、日本の神道がアイヌの地であった北海道で本格的に祀られることとなったきっかけの神社ともいえるのではないでしょうか。

明治維新の時代から二度の世界大戦を経て終戦となり昭和の時代、札幌神社に大きな変化が訪れます。

明治の日本の発展は明治天皇の開国の英断があってこそということで、昭和39年、元々の開拓三神にさらに増やす形で、北海道の発展にも多大なる影響を与えた明治天皇を増祀することとなりました。

明治天皇が祀られたことをきっかけに、現在の社名である「北海道神宮」と改称されたのです。

神宮とは特別な神社にしかつけられない名前です。

まさに北海道を代表する神社の名前としてふさわしい名称と言えるでしょう。

北海道神宮はその後昭和49年に放火の被害を受け、現在の社殿は昭和53年に復興された社殿となっています。

ご祭神

  • 大国魂神(おおくにたまのかみ):北海道の国土の神様
  • 大那牟遅神(おおなむちのかみ):国土経営・開拓の神様
  • 少彦名神(すくなひこなのかみ):国土経営・医薬・酒造の神様
  • 明治天皇(めいじてんのう):近代日本の礎を築かれた天皇

大国魂神とはその土地自体の神であり、国そのものを神格化した存在です。北海道という場所全てを象徴した神様と言えます。

同じ神様を祀っている神社としては奈良県天理市の大和神社「倭大国魂神」などが挙げられます。

開拓地の神社には大那牟遅神と少彦名神と一緒に祀られることが多く、この三柱を「開拓三神」と呼びます。

アメリカ合衆国ワシントン州のアメリカ椿大神社には、「米国国魂神」といった神様も祀られているそうですよ。

日本を超えた海外の地に、その土地を守る神道の神様がいるというのは不思議な感じがしますね。

大那牟遅神は別名大国主神で、出雲大社で有名な縁結びや国造りの神様で、少彦名神は大国主神の国造りを一緒に手伝った山や丘の神様です。

古事記において日本という国を生み出した神様が、日本人が新たに開拓していく地をその土地神様と一緒に守ってくださっているということです。

神話の時代から現代にまで長く続く神道の厚い信仰の流れを感じさせられます。

ご利益

  • 縁切り
  • 金運上昇
  • 勝負運上昇
  • 恋愛成就
  • 仕事運上昇
  • 開運
  • 子孫繁栄

北海道神宮の見どころ

エゾヤマザクラやソメイヨソイノ、ヤエザクラと様々な桜が美しい表参道、明治の森の美しさが見どころです。

季節には桜があふれる境内をゆっくりと歩いていると、北海道の大地のように広大で豊かなパワーが満ちてくるような感覚がします。

穂多木神社や札幌鉱霊神社など、本殿以外の宮を巡ることで、境内に充満する龍のエネルギーを体いっぱいに取り込めるでしょう。

第三鳥居の北側にある杉林は、最北限の杉林と言われています。

北海道神宮のお守り/ご朱印について

北海道神宮御朱印

北海道神宮、開拓神社の二種類の御朱印があるようです。

御朱印帳を忘れないようにしましょう。

蝦夷国一宮の名にふさわしく、様々なお守りがあるので願い事に応じたお守りを選びましょう。

パワースポットとしての北海道神宮

パワースポットとしての北海道神宮をみていきましょう。

開拓神社

北海道神宮は龍が合流する神社と言われています。

地元の祖山である羊蹄山、手稲山、丸山を通じる龍のエネルギーがちょうど直線で結ぶと北海道神宮に繋がるようになっており、北西の小樽からも龍のエネルギーが南下し、北海道神宮で合流して札幌市内に流れるようなつくりになっているのです。

神社が建てられるときはもともとの地場が持つスピリチュアルパワーを増幅させられる場所に建てるのが定石ですが、まさに北海道神宮も北海道の守り神としてふさわしい立地に建立されているのです。

特に北海道神宮の中にある「開拓神社」のあたりが、最も開運パワーが高まっている場所と言われています。

第二鳥居

縁切りの鳥居と呼ばれている鳥居です。

古い縁を切り新しいまっさらなスタートを踏めるご利益があると言われていて、故郷を離れ新たなる新天地で開拓に携わってきた北海道の人々を守る神社としてぴったりなご利益と言えます。

第三鳥居

東駐車場の手前にある第三鳥居。

ここは金運を呼ぶ風水スポットとしてご利益があります。願い事に応じて、第二鳥居か第三鳥居を選ぶとよいですね。

北海道神宮情報とアクセス

札幌駅

札幌市営地下鉄では東西線円山公園駅を下車して徒歩15分、JRバスでは神宮前停留所を下車して徒歩1分なので、札幌近郊にお住いの方でしたらスムーズにお参りできます。

遠方からお越しの方は、JR札幌駅から札幌市営地下鉄南北線地下鉄さっぽろ駅より地下鉄大通駅で東西線に乗り換え、地下鉄円山公園駅を下車して徒歩15分です。

迷いそうで不安な方は、JR札幌駅からタクシーでも15分で着くので安心です。

名称 北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)
住所 北海道札幌市中央区宮ケ丘474
電話 011-611-0261
休日 無し
入場料 無し
駐車場 あり(参拝者に限り1時間まで無料・正月期間は有料)
Webサイト 公式サイトはこちら

まとめ

北海道神宮は丸山公園が隣接しているためか、境内ではリスなど自然の動物たちの姿を見ることができる、大変豊かな神社となっている北海道神宮。

さくら
北海道神宮はかつてこの地に降り立って開拓をしてきた人々をおおらかなパワーで見守ってきた神様です。散策を兼ねていくのにもよい神社ですね。

参拝終わったら早く札幌ラーメン食べに行こうにゃー
ねこ太郎

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