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三角寺(四国88箇所:第65札所 愛媛県)
六十五番札所は本尊を十一面観音とする三角寺。 聖武天皇の勅願により、行基菩薩が弥勒の浄土を具現化するために開創したと伝えられています。 弘仁年間、弘法大師が十一面観音像を彫造し本尊として安置。 三角寺 ...
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前神寺(四国88箇所:第64札所 愛媛県)
六十四番札所は本尊を阿弥陀如来とする前神寺。 石鎚山は富士、大山など、日本七霊山の一つとして、古来より山岳信仰の山として崇拝されています。 弘法大師も若い頃、ここに入山し虚空蔵求聞持法や護摩供、断食修 ...
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吉祥寺(四国88箇所:第63札所 愛媛県)
六十三番札所は本尊を毘沙門天とする吉祥寺です。 弘仁年間、弘法大師がこの地を訪れた際に光を放つ檜を見つけました。 その一帯に霊気が満ちていると悟り、この檜で毘沙門天を彫造し本尊とし、更に脇寺の吉祥天像 ...
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宝寿寺(四国88箇所:第62札所 愛媛県)
六十二番札所は本尊を十一面観音菩薩とする宝寿寺。 聖武天皇が諸国に一の宮を造られた際、この地にも伊予の一の宮神社が建立されました。 そこに、僧・道慈律師が勅命により法楽所としての別当寺を建てたのが始ま ...
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香園寺(四国88箇所:第61札所 愛媛県)
六十一番札所は大日如来を本尊とする香園寺。 用明天皇の病回復を祈願し、皇子である聖徳太子が開基したと伝えられています。 大同年間に弘法大師が訪れた際、門前で苦しむ妊婦のために大師は栴檀の香を焚き祈祷し ...
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横峰寺(四国88箇所:第60札所 愛媛県)
六十番札所は大日如来を本尊とする横峰寺。 飛鳥時代、白雉二年、役行者が石鎚山で修行をしていると山頂付近に造権現が現れました。 そのお姿を彫り、小さなお堂を建てて安置したのが始まりとされています。 横峰 ...
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国分寺(四国88箇所:第59札所 愛媛県)
五十九番札所は本尊を薬師瑠璃光如来とする伊予国分寺。 聖武天皇の勅願で行基菩薩が薬師如来像を彫り、開創したといわれます。 弘法大師は本寺に長く滞在し、五大尊明王の画を奉納、その弟子の真如も数年滞在し『 ...
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仙遊寺(四国88箇所:第58札所 愛媛県)
五十八番札所の仙遊寺は本尊を千手観音菩薩とします。 天智天皇の勅願で、伊予国主・越智守輿公が堂塔を建立しました。 本尊の千手観音菩薩像は海から現れた童女が一刀三礼しながら彫ったものといわれます。 仙遊 ...
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栄福寺(四国88箇所:第57札所 愛媛県)
五十七番札所は本尊を阿弥陀如来とする栄福寺。 弘仁年間、嵯峨天皇の勅願により弘法大師はこの地を巡教し、瀬戸内海を航行する船の安全を祈願し、府頭山で護摩供を修法しました。 内海やその近海では海難事故が絶 ...
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泰山寺(四国88箇所:第56札所 愛媛県)
五十六番札所は本尊を地蔵菩薩とする泰山寺です。 弘仁年間の頃、この地は毎年雨期になると川が氾濫し、村人たちは田や家屋、家族の命を奪われ苦悩していました。 全ては悪霊のしわざと信じ込み、氾濫する川を人取 ...